広告の未来
なんてものは分かりませんが、
最近マーケティング系の本を読んでいて切に感じたので備忘録として
マーケティングというのはだんだんと変わってきている。
従来のマーケティングというのは
テレビを主とするマスに対しての認知の獲得が主な役割。
その中でいかに正しい認知を獲得し、購入につなげていくのか。
そしてそれは限られたプレーヤーのみが参入しうる非常に閉ざされたマーケットの中で
広告枠が限られる中での限られたプレーヤー同士の競争であり
必然的に価格が高くなり、適性価格というのが非常に高価なものとなった。
それに対して
現代のインターネット広告などの新メディアはマスではなく個人にスポットを当て
あらかじめある程度ターゲットの属性を絞った中での認知というよりは購買意欲を醸成するための
マーケティングを展開する。
そしてプレーヤーは広告枠が無数に存在するこのフィールドにおいては非常に多く存在し
広告としての価値がどんどんと削られていった。
トーマスフリードマンの著書『フラット化する世界』の中で
広告業界で働く男の発言として
「今の広告業界は筋肉質だよ、無駄な脂肪は一切認めない。費用対効果これが全てなのだ。」
こんな言葉が出てきているが
これはもちろん現代のインターネットその他の新メディアの影響は少なくないだろう。
さて、この時代で広告という分野での価格が下落し続けていくとすればどうなるのか。
費用対効果のみを追求し、効果的な広告を打ち続けられるのか。
答えは分からない。
確かに優秀な人材を揃えた広告業界の人達は常に優秀な広告を考え続け新しい道を切り開くかもしれない。
しかし一方で“広告”といういわば物ではなくサービスで最高のコストパフォーマンスを求められ続けるというのは中々苦しいものにならざるを得ない。
サービスというのは付加価値を売るものだから。
しかし近年広告業界でも新たな動きは始まっている。
むしろ旧態依然としたDやHの方が状況を危険視しているのではと感じる。
最近知り合いのHの人と飲んだときこんな事を言っていた。
「これからは広告だけを売っているようじゃ代理店は潰れるよ。」
広告ではない、新たな可能性はどこにあるのだろう。
やはり広告業界の巨人達は新たな可能性を見つけているようである。
不況時はネット業界の業績がいい時代だからこそ危惧するのである。
そのままでいいのですか?と。
インターネット広告代理店は今好調である。
まだ大手に比べてやはり(web出稿する)お客に対するネットワーク、媒体との関係性
等は専業の代理店の方が力を持っていると思う。
だが、このまま時間が過ぎればどうなるのか。
仮に現在以上にインターネット広告市場にプレーヤーが流れ込み競争が激化し
代理店同士のつぶしあいが始まったら、価格の値引き合戦が始まったら
どうやって生きていくのでしょう。
根性でしょうか。体力勝負でしょうか。
こここそが各代理店が凌ぎを削って差別化をしていくべきポイントでしょう。
やはりそういう点で総合の広告代理店はまだまだ上の存在なのだなと感じます。

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