Sunday, July 01, 2007

資本主義経済の矛盾


「もしも世界が100人の村だったら」
( http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-167.html )

という番組を見て思ったこと。

日本は失業率が3%を越えたからどうこうとか、
社会の高齢化が進んでこれからの年金制度がどうなるかわからないとか


そういった類の事で騒げるだけ幸せで
世界を見ればそんな事言ってられない人達がうようよ居るのだと実感として
感じられるのはいい事だなと思った。


と同時にこの状況を生んだ原因を追究する事すら出来ずに
ただ単に悲劇の番組としてコンテンツ化する事しか出来ない


自分たちの大きな矛盾を感じた。

何か単純にむしゃくしゃしたのでこんな状況について簡単な一面からの分析をしてみた。
あくまで球体を一定点から見た視点に過ぎない分析ではあるが

書く事で自分の中にあるものを記しておきたいので書いてみる。

ここでは経済格差について簡単に書いてみたい。
今日本でしきりに話題となっている格差社会

そんなレベルの物ではない格差が視点を日本国内だけではなく世界単位に
広げると今心配されている格差とは次元が全く違う格差がそこには展開している。


今日本を含め世界のうちで大半の国々が
資本主義経済に基づいて経済活動をしている。


資本主義経済によれば
企業は自己の利潤を最大化させるために活動する事が使命となる。
(特に株式会社では)


自己の利潤を最大化させるためには

「売り上げ」を増やすか「コスト」を減らすか

どちらかである。


「売り上げ」を増やすためには
多くの物(サービスも含め)を作り出し、多くの人(企業)に売る
という必要があるが

コストを減らすにはコストを固定費、変動費に切り分けると

変動費は原材料費や仕入れ値など
多くが売り上げを増やすためには必要なものである事が多いため
固定費を減らす事が最も企業活動ではコストを減らし利潤を減らすためには効果的である。


固定費に分類される物の中で最も負担が大きい物それは人件費である。


人件費を抑えるためにはどうすればいいのか。

少ない人数しか雇わない」もしくは「人件費が安い人達を雇う
という事である。

経済のグローバル化が進み、
企業はアウトソーシングを進めたり、
現地工場などをつくり現地の人達を雇った方が人件費を抑える事が出来、
国内で高い人件費を払って経営を行うより資本主義的観点から見れば

効率的な経営を行うことが出来る。

これを国内市場で考えると
社員で採用にお金をかけて新卒で雇うよりも、契約社員として期間を決めて雇った方が
福利厚生費等がかからず労使問題など様々な観点から

資本主義の観点から合理的なのである。
(これが日本の格差社会の原因のひとつとも言われているが)

資本主義の歪みがうんだ今の現状をいかにして変えられるか。

21世紀が2度の世界大戦を繰り返した
20世紀の悲惨な歴史を繰り返さないで済むようにするためにも

人類がきちんと向き合って考えなければならない大きな課題でしょう。

注)僕は社会主義者とか共産主義者ではございません。
  資本主義はある一部を除けば非常に正しい仕組みだと思っています。